Astrology_Arcturus

西洋占星術と精神世界の冒険

幾何学

霊的身体論の考察③ 虚軸としての「奥行き」とエーテル空間

さて、前の2つの記事では、触覚でとらえた身体イメージとしてのエーテル体について語ってきたが、触覚とは基本的には「面」の感覚である。 fr-kamiya.hateblo.jp fr-kamiya.hateblo.jp 感覚受容器を「点」と考えるなら、その集合としての「面」が触覚では感…

新刊本「ハーモニクス占星術」(仮題)からの抜粋(その2)

fr-kamiya.hateblo.jp 前回に引き続き新刊本からの抜粋。 第5調波 自分らしい生き方、自己主張、勝負強さ 第2~第4調波は重要なアスペクトに関係することから、ネイタルチャートで得られる情報から、そう離れたものにはなりません。そこで、実際の鑑定ではこ…

占星術における「アスペクト」とは何か

アスペクトとは複数の感受点の間にできる角度のことで、演劇に例えると台本にあたる。演出(サイン)と舞台(ハウス)と役者(感受点)だけでは劇は始まらない。あと必要なのが、役者同士がどう絡みあってドラマを生みだしていくか、を示す台本(アスペクト…

占星術の復興と論争

占星術と天文学が本格的に息を吹き返すのは16世紀のルネサンス期まで待たねばならない。このときは、それまでキリスト教によって抑圧されてきた、さまざまな学問・芸術が鮮やかな色彩を放ちながらよみがえり、占星術と天文学の分野でも比較的自由な研究が許…

惑星が描きだす幾何学的な美

「数学的に調和のとれた美」は、占星術と天文学との間に唯一残された接点だ。 たとえば、金星と地球との関係。 地球の公転周期約365日と、金星と地球の会合周期約584日との比は5:8である。これはすなわち、金星が太陽を13回公転し、地球が太陽を8回公転する…